巾木と見切りって?
みなさんこんにちはこんばんは!
もう直ぐ入社から2ヶ月の渡瀬です。
先週自分が現場管理をさせていただいたホテルの2階が客室、廊下ともに完工を迎えました!
職人さん達の造作技術やスピードには常々脱帽です。
今日のアイキャッチフォトは完工後の共用廊下です。
基本はグレー色を用いて、巾木と見切り材はくっきりとした黒。上下で薄めのグレーとブルーが入り、とてもモダン的な印象となりました!
さて今回のお話で出てきた巾木と見切り材!
これ見た目だけで付いてるわけではないんです。
巾木とは壁面下部の損傷を保護するのと、壁と床の見切り材としての役割を持っています。
見切り材とは部材の変わり目に取り付ける部材のことです。今回は壁面上下で色が違っているのでその変わり目を隠す為に取り付けられました!
ではこの高さに見切り材が来たのはどうしてなのでしょう?
こちらのホテルを経営されているオーナー様は共用部の改装を行うにあたって、客室のお掃除の際などで使うカートが壁面に衝突してしまう事で、傷や凹みが生まれてしまう事に懸念を持たれていました。
本来、巾木だけでも防止にはつながりますが、大型のカートでは傾いてしまった時どうしても壁面にぶつかってしまうのです。
こういった何気ない位置や高さもなんとなくではなくこういったいくつもの理由があるんですね。
といったところで
以上、ご観覧ありがとうございました!
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