分電盤の役割とは
こんにちは!
名古屋事務所の服部です。
最近は暑すぎてエアコンを使い始めました。
電気代が怖いですが、熱中症の方がもっと怖いので、
変に強がらずエアコンを使っていきましょう!
急ですが、分電盤は聞いたことありますでしょうか。
皆さんが住んでいる家にも必ずあるはずです。
電気を使用するにあたって欠かせない存在として、分電盤が存在します。
しかし、分電盤とは何か、どのような役割を担っているのでしょうか。
役割としては配電盤によって送られてきた電気を照明やエアコン、コンセントなどの電気設備に送る装置のことです。
住宅をはじめ、ビルや工場、店舗でも使用されています。
分電盤の役割は、電気の分配だけではありません。
漏電を検出した場合、火災や感電などの事故を防ぐため、すぐに電気を止める漏電遮断器としての役割があります。
また、電気の使いすぎを監視し、限界を超えると電気を止めるのも、分電盤の重要な役割のひとつです。
分電盤は、設置場所によって露出型と半埋め込み型、そして兼用型の3つに分類されます。
また、電気設備である分電盤には、寿命があります。
もし寿命を迎えて壊れてしまうと、過負荷やショートが発生してもブレーカーが正しく作動しなくなるため、大きな事故が発生するリスクが高まります。
思わぬトラブルを避けるためには、分電盤を適切なタイミングで交換することが大切です。
パナソニックをはじめとする多くのメーカーでは、13年程度での交換を推奨しています。
不具合を確認してから交換しても問題ありませんが、思わぬトラブルを避けるためにも、
分電盤に不具合が発生する前に予算と相談しながら余裕を持って交換工事を行った方がよいでしょう。
弊社では必ず現場調査の際はこの分電盤を調べています。状態を確認して、交換・増設等も考慮して設計をしております。
分電盤について少しでも知って頂けましたでしょうか?照明を増やしたい、分電盤のメンテナンスをお願いしたい等のお問い合わせもお待ちしております。