The Secretariat(British Burma)
こんにちは! 名古屋事務所のココです!
最近は暑い日が続いていますが、皆さん元気にお過ごしでしょうか?暑さに負けず、体調にはくれぐれもお気をつけくださいね。
さて今回は、ミャンマー・ヤンゴンにある歴史的建築物、「セレタリアット・ビル」についてご紹介したいなぁと思います!
もしかしたらヤンゴンを歩いていて見たことがある方もいるかもしれませんね。
実はこの建物、1889年から1905にかけて建設され、100年以上の歴史があり、イギリス植民地時代の行政庁舎として使われていました。
かつての政庁として、まさに歴史の証人のような存在ですね。
でもル私たち建築・インテリアの目線で見ると、この建物はもっともっと面白いんです!
例えば、ヴィクトリア様式の植民地建築をベースにしながら、ミャンマーの気候に合うような工夫がたくさん施されています。
高い天井、風通しの良い廊下、中庭のあるレイアウト…。
デザインと機能性が見事に両立しているんです。
そして何より、ディテールが美しい!
アイアン製の階段やタイルの模様、建物全体の左右対称な構成など、当時の職人技が今も感じられます。
「ふーん、ただの古い建物でしょ?」と思っている方、ちょっと待ってください!
この建物は、文化・気候・政治背景までも反映した、とても価値のあるデザインの塊なんです。
ヤンゴンに行く機会があったら、ぜひこの建物のまわりを歩いてみてください。
赤レンガの風合い、アーチの形、そこに流れる時間を感じてみてください。
新しい建築も素敵ですが、昔からそこにある建築を見つめ直すことも、デザインのインスピレーションになりますよね。
空間づくりに関するご相談があれば、ぜひお気軽にご連絡ください。
タクトでは、セロからオープンまで、心を込めてデザイン・設計をお手伝いしています。