既存不適合建築とは
みなさんこんにちは!
大阪スタッフの西田です。
今日は朝から、神奈川県藤沢市へ新幹線で向かいました。
本日の目的は、ビルの管理会社様やオーナー様に、現在計画中のテナント工事のご説明と、それに伴う既存不適格部分の対応工事についてお話しすることでした。
既存不適格とは?
「既存不適格」という言葉、あまり聞き慣れないかもしれませんね。これは、建物が建てられた時点では当時の建築基準法にきちんと適合していたにもかかわらず、その後の法改正によって、現在の建築基準法の基準には合わなくなってしまった状態を指します。
(決して、建築時に法律に違反していたわけではありませんので、ご安心くださいませ!)
なぜ今、対応が必要なのか?
通常、既存不適格の建物は、そのまま使用し続ける分には問題ありません。しかし、今回のようにテナント工事に伴う大規模な改修を行う際には、現在の建築基準法に適合させるための対応が求められます。これは、建物の安全性や機能性を最新の基準に合わせることで、ビル全体の価値を高め、将来にわたってより安全で快適にご利用いただくための大切なステップなのです。
建物や内装デザインのご提案はもちろん、それと同様に、建築基準法に適合した空間のご提案もわたしたちの重要なお仕事です。
安全性を確保し、法的な要件を満たすことで、皆様に安心してご利用いただける空間を提供できると考えています。
今日ご説明に上がった管理会社様もオーナー様も、真摯にお話しを聞いてくださり感謝しかありません。
これでまた、新しいテナントオープンに向け階段をひとつ登ることがでしました!
あと、もうひと踏ん張り…かな?
本日もご観覧いただきありがとうございました!