建築探訪in北海道
みなさま、こんにちは!
東京スタッフの嶋岡です。名古屋スタッフの大山は近場で過ごしたお盆休み、対照的に私は北海道まで羽を伸ばしてきました!
最近は北海道も夏は暑いと言われていますが実際行ってみると、、、とはならず、やはり暑かったです。
目的はそう、酒・海鮮・BIG BOSSです。特に初めてのエスコンフィールド北海道は球場内の綺麗さだけでなく、球場周辺も広大な敷地に池や緑といった自然とアパレルショップやカフェなどが共存しておりまさに規格外の施設でした。
試合の内容もBIG BOSSこと新庄監督率いるファイターズがサヨナラ勝ちと気温を忘れてしまうほど熱狂しました。
そして試合後に球場を後にしようとすると、なんと特徴的な切妻屋根がゆっくりと動いていていたのです。
調べてみると雨でも試合ができるようにするのと雪から天然芝を守るために可動式の屋根になっているのだとか、、、。
構造についても固定屋根部分には免震技術を導入しており、これにより客席の安全性が向上するだけでなく、温度変化による屋根の伸縮(膨張・収縮)を吸収し、その影響を最小限に抑制しているとのこと。
また、可動屋根の架構や走行台車部分には、地震対策としてオイルダンパー(油圧ダンパー)が設置されており、これにより地震時の振動吸収と動作安定性が確保されているそうです。さらに水平方向にスライドする構造により、温度変化や重負荷による走行機構の負担を軽減しつつ、安全な運動が可能になっており夏と冬の温度差が大きな北海道の気候にも対応できる構造となっています。
さらにセンター方向にあるガラス壁は面積が7241.7㎡にもなり「スタジアムにおける最大の連続したガラスファサード」としてギネスに認定されているみたいです。このガラス面も温度変化による膨張・収縮や地震・風などによる外力に耐えられるようにトラス柱と制振ダンパーを組み合わせて安全性を確保しているのだとか。
ただ1つ残念なところは最寄りの北広島駅から徒歩で30分かかるので帰りの駅までのバスは、、、。
なんとも最先端な球場だなと帰りのバスの中でスマホ片手にひっそりと感じてました。
みなさまも、もし行かれる際は行き帰りの予定は計画的に!それではまた!