あなたにぴったりな暖房はどれ
みなさんこんにちは。
大阪オフィスの西田です。
いよいよ本格的な寒さがやってきましたね!
暖房をつけ始めたけれど、「なんだか足元が寒い…」「暖房の風で乾燥する…」なんてお悩みはありませんか?
暖房器具は「どれも同じ」と思われがちですが、実はその温め方によって、快適さも電気代も大きく変わってくるんです!
今回は、代表的な暖房の「温め方の仕組み」に注目して、それぞれのメリット・デメリットをコンパクトにご紹介します。
今年の冬、あなたのお家に最適な一台を見つけましょう!

1. 部屋全体を温めるのが得意!【対流式】
対流式は、温かい風や空気を循環させることで部屋全体を温める、最も一般的なタイプです。
代表例:エアコン、ファンヒーター
-
素早く温めたい方におすすめ!
-
メリット
-
温風や空気の流れで、部屋全体を素早く温めることが得意。
-
エアコンは冷暖房兼用で、導入費用も比較的リーズナブル。
-
-
デメリット
-
温かい空気が天井にたまってしまい、足元が冷えやすいのが難点。
-
風が出るため、部屋が乾燥しやすいと感じることも。
-
空気を動かすので、ホコリが舞いやすい側面もあります。
-
2. 体の芯からポカポカ!【輻射式】
輻射式は、熱源から出る遠赤外線などの電磁波(熱)を直接人や物に当てて温める方式です。まるで太陽の光のように、じんわりとした温かさが魅力です。
代表例:遠赤外線ヒーター、パネルヒーター、薪ストーブ
-
乾燥や風が苦手な方におすすめ!
-
メリット
-
風が出ないので、空気が乾燥しにくい、またはホコリが舞いにくい。
-
体の芯から温まる感覚があり、体感温度が上がりやすい。
-
静かで、燃焼を伴わないものは空気を汚しません。
-
-
デメリット
-
部屋全体を温めるのには時間がかかり、即効性は低い。
-
熱源から離れると暖かさが感じにくくなることもあります。
-
3. 触れた場所を直接温める!【伝導式】
伝導式は、熱源が直接、物体に触れることで熱を伝えて温める方式です。日本では特に快適性を追求した器具で活用されています。
代表例:床暖房、こたつ
-
快適性やリラックスを求める方におすすめ!
-
メリット
-
床暖房は、理想的な「頭寒足熱」(頭は涼しく、足は暖かい)を実現できる。
-
こたつや湯たんぽなど、接触した部分を強力に温める。
-
-
デメリット
-
広い空間全体を温めることには向いていません。
-
床暖房は初期費用が高く、設置工事が大掛かりになります。
-
賢い暖房の選び方
どの方式も一長一短あります。最も快適で経済的なのは、それぞれの良いところを組み合わせることです!
-
メイン暖房:リビングなど広い部屋にはエアコン(対流式)で全体を温める。
-
補助暖房:足元や乾燥対策として輻射式ヒーターや床暖房(伝導式)を併用する。
ご自分のライフスタイルや部屋の大きさに合わせて暖房を選び、今年の冬は暖かく健康的に過ごしましょう!
本日もご観覧いただきありがとうございました。
