食べることとインテリアの、意外と深い関係

こんにちは。タクトデザイン工房のココです。

みなさんは、「食べること」と「インテリア」が関係しているなんて、考えたことはありますか?

毎日何気なくしている食事ですが、
実はその時間の感じ方や、落ち着き方、楽しさは、
空間のつくり方に大きく影響されています。

今日は、そんな「食とインテリアの意外な関係」について
お話ししてみたいと思います。


食べる場所が変わると、食べ方も変わる

同じ料理でも、
明るくてゆとりのある場所で食べるのと、
少し窮屈な場所で食べるのとでは、
気持ちの余裕がまったく違います。

空間に余白があると、
自然と座る時間が長くなり、
食べるペースもゆっくりになります。

反対に、
動線が狭かったり、椅子の位置が落ち着かなかったりすると、
無意識のうちに「早く終わらせよう」としてしまいます。


照明ひとつで、食事の印象は変わる

料理がおいしそうに見えるかどうかは、
照明の影響がとても大きいです。

やわらかい光の中では、
料理の色味がきれいに見えて、
自然と食欲もわいてきます。

一方で、白くて強い光は、
食事を“作業”のように感じさせてしまうことも。

ダイニングの照明を少し見直すだけで、
食卓の雰囲気は驚くほど変わります。


椅子の座り心地は、会話の長さを決める

座っていて疲れる椅子だと、
食事が終わるとすぐに立ちたくなります。

体に合った椅子だと、
食後もそのまま話が続いたり、
気づいたら長い時間座っていたり。

食卓は、
ただ食べるだけの場所ではなく、
人と人が向き合う大切な場所。

だからこそ、
「座り心地」はとても重要です。


キッチンのつくりは、食生活に表れる

料理をする気になるかどうかも、
キッチンの空間に左右されます。

使いづらい配置や、
暗くて閉鎖的なキッチンでは、
どうしても料理が負担になりがちです。

一方で、
動きやすく、明るく、
ダイニングとつながりのあるキッチンは、
自然と「つくろうかな」という気持ちを引き出します。

空間は、
毎日の選択に静かに影響しています。


食事の時間は、暮らしの質そのもの

食事の時間は、
体を満たすだけでなく、
心を整える時間でもあります。

落ち着いた空間では、
食べることをちゃんと味わい、
会話も自然に生まれます。

インテリアデザインは、
食べるものを変えるわけではありませんが、
食事の「体験」を変える力を持っています。


タクトデザイン工房では、
見た目のデザインだけでなく、
「どんな時間を過ごしたいか」を大切にしながら
空間づくりを考えています。

もし、
「食事の時間が慌ただしい」
「家でゆっくり食べられていない」
そんな違和感があれば、
空間を見直すタイミングかもしれません。

それでは、また次のブログでお会いしましょう🌿

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