色の多義性
こんにちは タクトデザイン工房の武田です。
本日は「色の多義性」についてお話ししようと思います。
内装を考える際、多くの方が「この部屋は何色にしよう」と悩まれます。しかし、一つの空間に一つの色を固定して考える必要はありません。
例えば、ある壁面を深いグレーに塗装したとします。 その壁は、昼間の明るい光の下では清潔感のあるニュートラルな背景となりますが、夜に暖色の間接照明を当てれば、包み込むような温かみを持つプライベートな影へと変化します。
「Aという色は、状況によってBという表情にもなる」
このような色の多義性を設計に取り入れることで、限られた広さの空間であっても、時間や用途に合わせて何通りもの雰囲気を持たせることが可能になります。
特に、素材の質感(テクスチャー)と光の組み合わせを工夫すれば、色はより立体的に、そしてエモーショナルに空間に作用します。単なる「カラーチャート」からの選択ではなく、その色が刻々と変化していく様をデザインすること。それが、飽きのこない、奥行きのある住まいへの鍵となります。
タクトデザイン工房では、固定概念に縛られない自由な発想で、皆様の暮らしを多角的に彩るプランをご提案いたします。
ご高覧いただきありがとうございます。
