音の風景
こんにちは タクトデザイン工房の武田です。
本日は「音の風景(サウンドスケープ)」についてお話ししようと思います。
内装設計において、光や色と同じくらい空間の質を左右するのが「音」の響きです。 何も置いていないコンクリート打ち放しの部屋で声が反響するように、素材の硬さや形状によって、その場所の「音色」は劇的に変化します。
例えば、リラックスを目的としたリビングでは、カーテンやラグ、あるいは調湿壁材などの多孔質な素材を組み合わせることで、余分な反響を抑え、落ち着いた静寂を作り出すことができます。 逆に、家族の気配を緩やかに感じたい場所では、あえて音を適度に通すルーバー状の間仕切りを採用し、視線を遮りつつも「音の繋がり」を残す設計が有効です。
また、外部からの騒音を遮断するだけでなく、室内で発生する水の流れる音や、足音の響き方までを緻密にコントロールすることで、住まいのストレスは大幅に軽減されます。 目に見えるデザインの美しさに、耳に心地よい響きを重ねる。 そうすることで、空間はより立体的で、深い安らぎを与えてくれる場所に進化します。
タクトデザイン工房では、視覚的な美しさと聴覚的な心地よさが共鳴する、五感に響く空間づくりを追求しています。
ご高覧いただきありがとうございます。
