”気になるから調べてみた”
皆さま、こんにちは。
ご愛読いただきましてありがとうございます。
名古屋スタッフの金田です。
さて本日は”気になるから調べてみたコーナー”に挑戦してみたいと思います。
お題は「日本で呼ばれる長さの単位『尺』」です!

ホームセンターに置いてある建材や、建築以外の分野でも『尺』という単位は使われていますよね。
大工さんとは尺単位で話す事もあり、おおよその知識は持っているつもりでしたが、
「歴史や詳細はよくわからないな〜」と思ったので詳しく調べてみました。
『尺』とは尺貫法と呼ばれる長さの単位で東アジア圏で広く使われているみたいです。
日本だけではなかったんですね。
しかも地域や時代、図るものなどによって長さが変わるそうです、、笑
そして長さを統一させてのが明治時代!
曲尺(かねじゃく)の長さを【約30.3030cm】と定めました。
今では道具や機械も発達が進んでいますが、昔の建築は大変だったろうなとつくづく思います。
長さの基準も定まっていなかったなんて。。
内装工事ではよく材木の長さや建具の長さなどに『尺』が使われています。
垂木材30×40 長さ6尺(1820㎜) 1本350円とかでホームセンターにも売られています。
日本の建築では尺基準で設定されているものが多いんですね。
1尺:30.3㎝
2尺:60.6㎝
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9尺:272.7㎝
と言った長さになっていきます。
ちなみにもっと小さい長さの単位で『寸』や『分』がありますが、
1分=3㎜
1寸=10分=3.03㎝
1尺=10寸=30.3㎝
これだけ覚えて頂ければもう明日から大工と話せます。
詳しい内容になってきたら逃げましょう。。笑
ニコラ・テスラも「3」「6」「9」が理解できればすべての物が計算できると残しているそうですが、何かを創る時でも「3」が特別な数字になっているのかもしれませんね〜
少し話しが脱線してしまいましたが今回は以上となります。
また他の分野でも気になる事は調べてみたいと思います。
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