”気になるから調べてみた”Part②
皆さま、こんにちは。
いつもご愛読いただきましてありがとうございます。
名古屋スタッフの金田です。
さて本日は”気になる事を調べてみた”のコーナーです!
お題は「クロス材」についてです。
普段、当たり前の様に貼られている壁材ですが
その歴史やどういった性能があるかについて詳しくみてみましょう!
まず、歴史について見てみましょう。
壁紙は紙製の内装仕上げ材としてヨーロッパで作られ始めました。
文献上では8世紀ごろから意匠性の紙を壁に貼るという行為が記録されているみたいです。
そして印刷技術が飛躍的に進歩した16世紀ごろにヨーロッパ主要部で多く普及しています。
日本に関しては、中国から紙を加工する文化が伝わっています。
最初は屏風・襖・障子などの装飾品、その後壁にも貼るように工夫されていったみたいですね。
では次に壁紙の種類を見てみましょう。
①紙系壁紙
普通紙・難燃紙・紙布を主素材とする壁紙
②繊維系壁紙
有機質の繊維、化学繊維(アクリル・ポリエステル)を主素材とする壁紙
③塩化ビニル樹脂系壁紙
塩化ビニル樹脂を主素材とする壁紙
④プラスチック系壁紙
塩化ビニル樹脂を除くプラスチックを使用する壁紙
⑤無機質系壁紙
無機質紙、無機質骨材、ガラス繊維など無機質を主素材とする壁紙
⑥その他
その他、特有の施工法による壁紙
この中でもっとも多く使用されているのが「塩化ビニル系壁紙」です。
ビニールクロスという名が一般的ですが、他の材に比べ安価で品質も安定していて、耐久性が高く掃除がしやすい、、etc
色やデザインもたくさんあるので一番使い勝手が良い商材ということです。
最近では消臭・抗菌効果があるクロスも多く、水廻りが得意な耐水性能があるクロスもあります。
ですが、効果が持続できるのは10年程度とも言われているんです。
できるだけ湿気に触れない環境にしてあげれば、クロスも長持ちすると思います。
また防火耐性のある商材もあり、お店などでは「準不燃性能」や「不燃性能」など使用するクロスの等級に指定がある事もあります。
もしもの出火の事を考えれば、簡単には燃焼されない物がいいですよね!
まずは人命第一です!!
どのクロスを選ぼうか悩まれている方がいれば、まずは機能性にも注目してみて下さい!
そこからデザインやお色なんかをチョイスしていけばその後も不具合が起こりにくくなることがあります。
もちろん、デザインやお値段も選ぶ時には重要なポイントですよね!
それと同時に機能性にも注目して頂ければもっと良い環境が整うと思います!
皆さまのご参考になれば幸いです!
ではまた!