チリについて

名古屋事務所の服部です。

最近は暖かくて外に出るのが気持ちいいですね。

私は花粉症なので毎日薬が無いと大変です(笑)

 

今回は建築においての「チリ」についてお話しようと思います。

 

チリとは材料と材料が干渉する箇所にあえて段差を付ける事です。

↓↓↓このように

 

 

なぜ段差を付けるのか、ミスではないかとよく聞くかれることがあります。

わざとこのような段差を付けているかというと、材料一つ一つに個性があるからです。

 

「材料の個性?」

 

と思うかもしれませんが、木材にしても鉄などの金属にしても、

一つ一つが違う曲がり方をしていたり、厚みが違っていたりするのです。

なので段差を付けずに平らに施工しようとしても中々キレイに仕上げる事が難しく、

特に木材は施工後に関しても伸縮や反りなどの変形する性質を持っているためなおさらなのです。

 

上の事を踏まえて昔から職人さん方はチリを考えて建物を造っています。

材料の性質と仕上がりのキレイさを両立するように考えるのは中々に難しいです。

 

家はもちろん、店舗などのいたる建物にこの段差、チリが見受けられるので、

一度探してみてください。

 

 

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