東京スタッフの井上です。

今回は元々左官をやっていた時に、

モールテックスの施工をしたのを思い出したので、

そのお話しを少しできたらなと思います。

写真は完成した時のものになります。

そもそもモールテックスが分からない方もいるかもしれませんが、

モールテックスもモルタルもコンクリートも全てセメントから作られています。

モルタルとの違いは何か。

セメントに水と砂を混ぜてできたのがモルタルになり、

モルタルにさらに砂利を入れるとコンクリートになります。

柔軟性は　モルタル ＞ コンクリート

強度面では　コンクリート ＞ モルタル

そのため、モルタルはブロックやレンガなどの下地や仕上げとして使われ

コンクリートは柱や梁、壁などの構造体として使われることが多いです。

ちなみにこちらの写真は、去年の真夏に日差しに

当たりまくりながら土間コンクリートやった時のものになります。

ここに生コン流し込みました。

話がそれましたが、今回主役のモールテックスは、

モルタルとほぼ同じ材料でできていますが、さらに特殊な樹脂を混ぜて作られます。

モルタルと比べると滑らかで艶があるのが特徴です。

モルタルが水を吸収する性質を持っているのに対しモールテックスは水を通さず溶けないという性質を持つため、

シャワールームや洗面台、キッチン、プールなど屋内外問わず様々なシーンで採用されます。

樹脂を混ぜることによって粘着性・柔軟性が増し、

さらに耐久性、防水性、デザイン性を兼ね備えた塗材へとなったのが

”モールテックス”なのでっす♪

最後までご覧いただきありがとうございました。