兄弟登場
皆さん、こんにちは。
名古屋スタッフの澤村です。
さて、前回登場した名脇役こと ”見切り材” の兄弟といっても過言ではないお方、 ”巾木(はばき)” と言われるものについて今回はご紹介していきたいと思います!
皆さん。ご自分の部屋の壁と床の境目の部分を見てみてください。
何か帯状の物がずーっと境目部分に走っているかと思います。そうです。それが”巾木”と言われるものの正体です。
このまた名脇役のおかげで空間が美しく完成されているんです。
巾木(はばき)ってどんなもの?
巾木とは、壁の一番下、床との境目に取り付ける細い板のことです。
あまり意識して見ていないかもしれませんが、実はとっても大事な役割をしています!
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掃除機やモップが壁に当たっても傷つけないように守る
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壁紙の端がはがれたり、汚れたりするのを防ぐ
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壁と床の境目を美しく整える
巾木があることで、空間に“きちんと感”が出て、部屋全体が引き締まって見えます。
よく使われる素材と特徴
種類 | 特徴 | 向いている場所 |
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ビニール製 | 汚れに強く、お手入れがラク | 賃貸・ファミリー住宅など |
木製 | ナチュラルで高級感あり | 戸建てやカフェ、店舗など |
アルミ・ステンレス製 | モダンな印象に | オフィスやデザイン住宅におすすめ◎ |
壁と一体型(面材一体) | 巾木が目立たずスッキリ | ホテルやミニマルなインテリアに◎ |
見切り材や巾木は、普段はあまり意識されない部分ですが、実はお部屋の「仕上がり」を左右する重要な存在なんです!
「なんかこの部屋、整ってて素敵!」と思える空間には、こういった細かい工夫が詰まっています。
逆にこういったような細かい部分をこだわることが出来ると空間の完成度、統一感というのが、グンと上げることが可能となってきます。
ぜひ、家や外に出かけた際に注目してみていただきたいです。いろいろなものが見えてきますし、探すことが楽しくなってくると思います!
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