自然素材がつくる、心地よい暮らし
こんばんは。
名古屋スタッフの尾崎です。
「漆喰(しっくい)」という言葉、最近よく耳にしませんか?
実はこれ、昔ながらの日本家屋やお城にも使われていた、自然素材の壁材なんです。
漆喰は、石灰石を焼いて作られた「消石灰」に、水やのり、麻などの天然素材を混ぜてつくられます。
そのため化学物質を含まない、体にやさしい素材として注目されています。
昔の蔵や京町家に使われていたイメージがあるかもしれませんが、最近ではモダンな住宅にもよく使われています。
漆喰が選ばれる理由
・ 調湿効果
湿度が高いときは吸って、乾燥しているときは吐き出す。
まるで“呼吸する壁”のように、空気を整えてくれます。
・消臭、抗菌効果
漆喰にはアルカリ性の性質があり、カビや菌の繁殖を抑える効果も。
さらに生活臭やペット臭の軽減にも一役買ってくれます。
・ 時を重ねて美しく
年月が経つごとに風合いが増し、「経年美化」を楽しめるのも漆喰ならでは。
壁にひびが入っても、それが味わいになったりするんです。
漆喰壁は、ただの“内装材”ではなく、
空気を整え、空間にぬくもりを与えてくれる存在です。
見た目の美しさだけでなく、住まう人の健康や心地よさに寄り添ってくれる漆喰。
これからの暮らしに、自然素材のやさしさを取り入れてみませんか?