スケッチの圧倒的な魅力
こんにちは!
大阪支店の武田です。
本日ば私が一番お客様とのやりとりで大事にしているスケッチについてお話します!!
打ち合わせが変わる!スケッチの圧倒的な魅力
設計の打ち合わせというと、分厚い資料やPCの画面を前にするイメージかもしれません。しかし、打ち合わせでは、必ず手描きのスケッチが主役になります。
なぜなら、スケッチは単なる記録ではなく、お客様の理想を最短距離で、最高に楽しく形にするための「コミュニケーションツール」だと、私は確信しているからです。
目の前で「できる!」を体験し、期待値を高めていただく
設計の初期段階は、まだ空間が「言葉」でしか存在していません。その曖昧なイメージを、目の前で具体的な「形」に変えます。
- ライブで夢を具現化:お客様の言葉を聞きながら、その場でペンを走らせる。このライブ感によって、「今、自分のための空間が生まれている!」という強い臨場感と感動が生まれるのです。
- ワクワク感の共有:お客様がイメージを具体的に捉えることで、「この場所にソファを置こう」「この角度から光が入るんだ」と、未来の暮らしを具体的に想像し始め、打ち合わせの熱量がグッと高まるのを肌で感じます。
私は、この興奮と期待感を共有するために、あえてPCではなく「手」で描くことを大切にしています。
一方的な提案(Give)ではない、お客様の意見(Take)を引き出す対話
提案資料を一方的に提示するだけでは、お客様の真のニーズを見落としてしまう可能性があります。スケッチは、この構造を「双方向の対話」に変えるための重要な装置です。
- 会話のきっかけに:描いたスケッチを指差し、「このプランで気になる点はありますか?」と問いかける。絵という共通認識があるため、「この窓のサイズは変えたい」「この素材感は好みではない」といった具体的なご意見をすぐに引き出すことができます。
- 真の要望をキャッチボール:「こういうのはどうですか?」と提案し(Give)、お客様の反応を即座にスケッチに反映する(Take)。この瞬発力のあるキャッチボールによって、言葉だけでは伝わらなかった潜在的なニーズを掘り起こし、お客様と一緒に理想の空間を創り上げます。
認識のズレを未然に防ぎ、安心感を持っていただく
例えば、「窓の外を眺めながら落ち着ける部屋」という要望があるとします。言葉だけでは、窓の大きさ、床に座るのか椅子に座るのか、視線の高さなど、お互いのイメージが微妙に異なってしまうことがあります。
- 最強の共通言語:スケッチは、曖昧なイメージを視覚的な共通認識に変える、最も確実な方法です。窓の高さや外の景色とのバランスをその場で描き出すことで、お客様が本当に求める**「落ち着き」の質を共有します。打ち合わせ中に何度も描き、確認し合うことで、完成形に対する認識のズレ**を未然に防ぎます。
💡 まとめ:スケッチは、お客様の理想を加速させる私の情熱です
打ち合わせ中のスケッチは、単なる設計図の代わりではありません。
お客様の期待を高め、対話を深め、不安を解消するための、私の情熱そのものです。お客様の夢を、一緒に楽しみながら形にしていくプロセスに、ぜひご注目ください。

