韓国・Inspire Hotelのフロント空間
こんにちは。名古屋スタッフの尾崎です!
今日は、韓国・仁川にあるInspire Hotelを訪れた際、最も印象に残ったフロント空間についてお話しようと思います!
ホテルに入った瞬間の“第一印象”をどう設計するかは、空間づくりにおいてとても重要ですが、ここはその演出がとっても魅力的でした。
まず目に入るのが、大きな螺旋階段と、その上部に吊られた赤いアートオブジェ。階段の曲線が視線を自然に上へ導き、天井高をより強調してくれます。
造形として美しいだけでなく、「ここから非日常が始まる」というメッセージが空間全体から伝わってくるようでした。
床には大判タイルが使われていて、水平ラインがすっきりと伸び、空間の広がりを邪魔しません。素材の選び方も落ち着いていて、ホテルとしての品格をしっかり支えている印象です。
フロントカウンターはガラスと金属の組み合わせで、軽やかさと高級感のバランスが絶妙でした。
さらに印象的だったのが、フロント奥に広がるラウンジスペースです。本棚を組み込んだ壁面と柔らかな照明が、チェックイン直後でも自然と気持ちを落ち着かせてくれます。
動線もよく考えられていて、フロントからラウンジエリアへと流れるようにつながっていく構成は、利用者の心理に寄り添った設計だと感じました。
全体として、ただ豪華なだけではなく、「迎えられている」という感覚を丁寧につくり出す空間でした。建築とインテリアが一体となって、滞在の始まりを心地よく演出している。そんな印象深いフロントでした。
もちろん、客室もアートでしたよ!!皆さんも韓国を訪れた際は是非、滞在してみてください!
以上ご閲覧ありがとうございました!!!
