久しぶりに訪れた、東京駅
昨日、本当に久しぶりに東京駅を訪れました。
何度来ても思いますが、東京駅はやはり特別な存在です。
駅前に立った瞬間、
「ああ、やっぱりきれいだな」と、自然とそう感じました。
変わらない風景に立ち止まる
夜の東京駅は、
赤レンガの外観がやわらかい光に照らされ、
とても落ち着いた雰囲気をまとっています。
周囲には新しい建物が増えている中で、
東京駅だけは時間の流れが少し違うように感じられました。
思わず立ち止まり、
しばらく建物全体を眺めてしまいました。
学生時代の記憶と重なる建築
学生のころ、
学校の授業で東京駅の建築について学んだことがあります。
そのときは図面や写真を通して見ていましたが、
実際にこの場所に立つと、
当時の記憶が少しずつよみがえってきました。
知識として知っていたことが、
体感としてつながる感覚がありました。
赤レンガと左右対称の美しさ
東京駅の赤レンガの外観や、
左右対称に構成されたデザインは、
遠くから見てもとても印象的です。
中央にあるドームの存在も、
建物全体のバランスを美しく整えています。
細部まで丁寧につくられていることが、
自然と伝わってくる建築だと感じました。
今も使われ続けるということ
東京駅は、
保存されているだけの建築ではありません。
毎日多くの人が行き交い、
通勤や旅行の出発点として、
今も変わらず使われ続けています。
100年以上前に建てられた建築が、
現代の都市の中で機能し続けていることに、
改めて大きな価値を感じました。
夜の東京駅で感じたこと
建築は、完成した瞬間がゴールではなく、
時間とともにどう使われ、
どう街に受け入れられていくかが大切だと思います。
久しぶりに訪れた東京駅は、
「長く使われる建築とは何か」を
静かに教えてくれる存在でした。
これからの空間づくりやデザインを考える上でも、
この場所で感じたことを、
大切にしていきたいと思います。
