出雲大社のしめ縄から学ぶ空間デザインの力
こんにちは、名古屋スタッフの大山です。
ふとスマホの写真を見返していて、目に留まった数年前の一枚。
それは、出雲大社で撮影した写真でした。

久しぶりに見たその写真には、当時の空気感までよみがえるような力があって、思わずしばらく見入ってしまいました。
特に、拝殿に掲げられた大きなしめ縄。
あの圧倒的な存在感は、写真越しでも胸に迫ってきます。
圧倒されるほどの“存在感”が空間をつくる
出雲大社のしめ縄は、ただ大きいだけではなく、
編み込まれた藁の重なりや質感が、空間全体の空気を引き締めています。
近づくほどに、その力強さと美しさに圧倒され、
「ここは特別な場所なのだ」と自然と感じさせられる。
インテリアデザインの仕事をしていると、
“空間の印象は、ひとつの象徴的な要素で決まることがある”とよく思いますが、
しめ縄はまさにその究極の例だと感じました。
素材が持つ力を改めて感じる
藁という素朴な素材が、
スケールと意味づけによって、ここまで空間を支配する力を持つ。
これは、素材選びの大切さを改めて思い出させてくれます。
自然素材は、温かさや静けさを空間にもたらし、
人の心を落ち着かせる効果があります。
出雲大社のしめ縄を見ていると、
素材そのものが持つ“気配”の強さを深く感じます。
“境界”があることで生まれる安心感
しめ縄は、神聖な領域と日常を分ける境界の役割を持っています。
その境界をくぐることで、気持ちが切り替わり、
空間に対する意識が自然と変わる。
インテリアでも、
照明のトーンを変えたり、素材を切り替えたり、
香りを変えることで、小さな“境界”をつくることができます。
それが、安心感や集中力につながることも多いのです。
出雲大社の写真を見返しただけで、
空間が持つ力について改めて考えさせられました。
日常の中にも、こうした“場の力”を取り入れながら、
心地よい空間づくりを続けていきたいと思います。
