100Vと200Vの電気はどう違うのか!
皆さま、こんにちは。
いつもご愛読頂きありがとうございます。
名古屋スタッフの金田です。
本日は100Vと200Vの電気の違いについてお話ししたいと思います。
皆さま、100Vと200Vの電気があるというのは家電製品を扱う上でもなんとなく想像できますよね。
基本の基本ですが、A(電流)×V(電圧)=W(消費電力)
A(アンペア)=W(ワット)/V(ボルト)
V(ボルト=W(ワット)/A(アンペア)
という計算式で求めることができます。
では【A(アンペア)・V(ボルト)・W(ワット)】とはなんでしょう??
簡単に見ていきましょう。
「A(アンペア)」
電気が流れる容量=電流を流す単位がアンペアです。
一度に使う電気の容量とも言い換えることができて、ご家庭で(30A)(40A)など契約を結ぶ必要がありますね。
「V(ボルト)」
電気を押し出す力=電圧を表す単位がボルトです。
日本の多くの家電では100V使用が基本で、冷蔵庫などの大型家電は200Vでしか動かない物もあります。
「W(ワット)」
実際に消費される電気エネルギー=消費電力を表す単位がワットです。
電球を買う時など、60W、100Wといろいろな種類があるのを見られた事があると思います。
消費されるエネルギーが大きい100Wの方が明るいのはこの為なんですね。
また200Vは「単相」と「三相」と別れており、ご家庭で使われる電気が「単相」
工場や店舗で使用する大型電気製品が「三相」が必要な場合があります。
「三相200V」を使用する場面としては
・大型のエアコン
・業務用冷蔵庫
・エレベーター
などです。
一般家庭ではまず使わないですね。。笑
電力会社と「三相200V=動力電源」の契約をする必要がありますし、、
さて、やっとここから100Vと200Vの違いについてです!!
単相100Vは2芯線の配線が使われている事が多く、機器に繋がれている配線は2本です。
単相200Vは3芯線が使われていて、機器に3本繋がれています。(上下の電圧線と真ん中の中心線)
中心線といずれかの電圧線の間が電圧が100V、上下の電圧線の電圧が200Vで流れています。
単相100Vは中心線と電圧線が1本ずつなので100Vしか使用できない。という事です。
簡単に見分ける方法は、コンセントの差し口が2つ穴となっているのが100V。
3つ穴になっているのが200Vとなります。
では単相と三相の違いですが、三相も単相と同じ交流の電気が流れています。
ですが単相は2本の線に電気が流れているのに対し、三相は3本すべてに電気が流れています。
より大きな電力を得ることが可能という事です。
使用したい機械や家電によって使い分ける必要があるので
まずは電気機器の消費電力を確認し、プランを決めるのが一番です!!
電気配線の工事は電気工事士の資格が必要なので、くれぐれも自身で触って感電しないように気をつけて下さいね。
100Vの電流でも非常に痛いので、、

では、本日は以上となります。
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