光と料理

皆さん、こんにちは。
タクトデザイン工房のココです。

このブログは先日、夜ご飯行ったお店で気づいたことです。
運ばれてきたサラダを見て、
「いつもより、なんだかとてもおいしそうだな」
と感じました。

使われている食材は特別なものではなく、
見慣れた野菜が中心です。
それでも、色がはっきりとしていて、
自然と食欲をそそられる印象がありました。


おいしさの理由は「光」だった

なぜこんなにもおいしそうに見えるのか。
少し考えてみて気づいたのが、照明の存在でした。

店内の光は、
明るすぎず、暗すぎず、
野菜の赤や緑、食材の質感をやさしく引き立てています。

白すぎない、少し温かみのある光が、
料理全体に自然な立体感を与えているように感じました。


色は、光によって変わる

料理の色は、
素材そのものだけで決まるわけではありません。

どんな色の光が当たっているか
影がどう落ちているか
ツヤや陰影がどう見えるか

それらによって、
「新鮮そう」「おいしそう」という印象は大きく変わります。

今回のサラダも、
照明によって色が整理され、
一皿としてとても美しく見えていました。


レストランにおける照明の役割

レストランの照明は、
空間を明るくするためだけのものではありません。

料理を引き立てること
食事の時間を心地よくすること
記憶に残る体験をつくること

そのすべてに関わっています。

光の色や強さを少し変えるだけで、
料理の印象は驚くほど変わるのだと、
改めて感じさせられました。


最後に

おいしさは、味覚だけでなく、
視覚からも大きく影響を受けます。

素材や盛り付けと同じくらい、
光の選び方も大切なデザイン要素なのだと思います。

今回の体験は、
飲食空間を考える上での、
とても良い気づきになりました。

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